序章 第二節 サーターアンダギーの秘密?中国との交流

さてクイズから・・・
 〇沖縄の方言で、「腹いっぱい(満腹)」を何というでしょう?

  1.クェーブー
  2.チュファーラ
  3.クヮッチー 

 答えは本文の最後に♪

琉球王国時代から今まで、琉球・沖縄はいろいろな国と交流し、独自の文化をつくりあげてきました。ある意味国際性のある文化といえるかな?

そこで、今回は中国と交流から伝わった(生まれた)ものの話。

まずは食べ物。

わかりやすい所ではラフテー、足テビチなどの料理。

↑ラフテー(豚の角煮)

↑足テビチ(豚足)

これらはコラーゲンが多く含まれています。沖縄のスーパーに行くとパックされたものが売られています。よければ取り寄せてみては?

ところで、先輩方は「最近膝の関節が痛いさ~」と言うと「あんしぇー足テビチ食べなさい」と言うのをよく聞きます。これは体の悪い部分が動物の同じ部分を食べると治るという中国から伝わった考え方のようですよ。

続いてはお菓子。
写真のお菓子は左から、花ボウロ、鶏卵糕(チールンコー)、薫餅(クンペン)。花ボウロ以外は中国伝来ですね。

おーそうだ大切なの忘れてた!沖縄名物サーターアンダギー!
これは「開口笑・カイコウシャオ」というそうです。

そういえばあげている時にパカッと割れると「ユーワラトーンヤー(よく笑っているね)」というそうですよ。

 

さて、おまたせしました。クイズの答え
 〇沖縄の方言で、「腹いっぱい(満腹)」を何というでしょう?

  1.クェーブー
  2.チュファーラ 
  3.クヮッチー

 答えは「2.チュファーラ」でした。中国南部の言葉と同じだそうですよ。

ちなみに、1.クェーブーは食福でいつも食べ物に恵まれていること。3.クヮッチーはご馳走のことです。

 

と長くなってきたので、次回又。